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| 18 四柱推命学に対する憂慮 |
ここまで、解説編を丁寧に閲覧していただき、ありがとうございます。
みなさま方のような熱心な研究学徒のために、ひと言、老婆心ながら、今後の勉強のための留意事項について申し上げたいと思います。
◇ 四柱推命学とひと言で言いましても、その内容につきましてはピンからキリ までありまして、幼稚なおみくじ的看法から、五行のエネルギーをコンピュータ ーで精密に計算し、その密接不可分な連関作用を精神理学に基づき、立体的 に解明しようとする学説までさまざまなものがあります。
◇ 少なくとも注意していただきたいのは、「偏財が墓に逢う」と「父親と早く離れ るか、または死別するような事情が発生しやすい」とか、あるいは、「比肩が沐浴に逢う」と、「兄弟と縁が薄い」というようなことが、一般の書籍ではよく見かけますが、これなどは典型的なおみくじ的看法であります。
もし、そういうことが言えるのなら、同一生年月日に生まれた人は、みま同じ
命式になるので、同じ解釈をする必要があります。こんなバカなことがあります
でしょうか。
こんなことを堂々と教えているから、四柱推命学がいつになっても占い看法
から脱することができないのです。非常に嘆かわしい限りであります。
◇ また、天乙貴神とか、月徳貴神とかいうような神殺をいまだに使用している
ような人も見かけますが、千年も二千年も前に考え出されたこれらの神殺を、
科学や医学などがこれほどまで長足の進歩を遂げた現代においても、それを
信奉する人がいます。
たとえば、月徳貴神があれば、天佑神助に厚いとか言われますが、たとえそのようなものがなくても、ひとりの人間がこの世に生存する以上、みなだれしも天佑神助のお陰を受けているのです。そうでないと、一日たりともだれが生きれましょうや。
みなさま方は、決してそのような占い看法に近づかないようお願いします。
◇ なぜ、そのようなおみくじ看法がまかり通るかといえば、誰でも分かりやすく簡単に学びやすいということと、教える側にしても、いかにもそれらしく教えることができるということです。
これなら、多少の口上手であれば、1ヶ月もすれば、誰でもプロになれのではないでしょうか。
四柱推命学を学ぶのに近道はありません。
王道を歩むべし
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